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MBTIの結果が毎回違う、やるたびに変わるのはなぜ?

MBTI診断を2回やると、かなりの確率で違う結果が出ます。再テスト研究では、5週間以内にもう一度受けた人の39〜76%が、前回とは別の4文字タイプになりました。あなたが特別に不安定なわけではありません。仕事のとき、家にいるとき、友だちといるときで振る舞いが変わる人を、ひとつのラベルに押し込めば、こうなります。ここでは、実際に何が動いていて、何が動いていないのか、そしてその見分け方を説明します。

4 件の査読付き研究にもとづく

結論から:タイプが変わる5つの理由

実際、どのくらいブレるのか

いちばん正直な指標は再テストです。その研究をまとめたレビューでは、5週間以内に受け直した人の39〜76%が別のタイプになったと報告されています1。軸ひとつひとつは、それなりに安定しています。問題はラベルのほうです。タイプとは4本の境界線を重ねたものなので、真ん中に近い軸が1本あるだけで、4文字全体が変わってしまいます。

だから「タイプが変わった」より「どの文字が変わったか」のほうが役に立ちます。変わるのはほぼ毎回、点数が50対50にいちばん近かった軸で、しかも多くの人は毎回同じ軸です。

変わらないのはどこか

状況で動くのは、振る舞いの「平均」です。動き方の「パターン」は動きません。性格心理学ではこれを if-then のサインと呼びます。会議なら決断が早い、家族の食卓なら柔らかい、初めての分野なら散らかる、というように4。平均が同じ2人でも正反対のサインを持つことがあり、何年たっても見分けがつくのは、このサインのほうです。

タイプをひとつだけ出す診断は、このサインを捨てています。4つのあなたをならして1つのラベルにし、別の日には少し違う平均から少し違うラベルが出る。「MBTIが毎回変わる」の正体は、この仕組みそのものです。

本当の変化と、診断のブレを見分ける方法

4場面で診断すると、代わりに何が見えるか

4場面MBTIは、同じ4つの軸を生活・社交・仕事・学習の4つの領域で聞き、領域ごとに別々に採点します。出てくるのは、4つの場面人格、そのすべてから組み立てた主人格、場面のあいだで入れ替わる文字、そして振る舞いがどれくらい状況に左右されるかを示す一貫性スコアです。

例を挙げます。主人格が INTJ の人は、生活では INTP に見えることが多く(動くより読んでいる)、恋愛や人間関係では INFJ(立ち止まって聴く)、仕事では ENTJ(締め切りが決断を迫る)、学習では INTJ のまま。どれも間違いではなく、どれかが「本当の自分」でもありません。主人格はそれらが回る中心で、入れ替わりがサインです。

よくある質問

MBTIのタイプは変わるものですか?

アルファベットはよく変わります。連続した点数を境界線で切ったものだからです。振る舞いの傾向そのものが深く変わるのは、年単位のゆっくりした変化です。1週間あけた2回の診断で結果が入れ替わったなら、原因はほぼ、診断の仕組みか、答えながら思い浮かべた状況か、真ん中に近い軸のどれかです。

なぜやるたびに違う結果が出るのですか?

4文字タイプは4本の境界線を重ねたものだからです。1本でも真ん中に近い軸があると、気分や質問の言い回し、答えるときに思い浮かべた生活の場面のわずかな違いで、4文字全体が変わります。再テスト研究では、5週間以内に受け直した人の39〜76%が別のタイプになっています。

何回かやった結果のうち、どれが本当の自分ですか?

たいていは、結果ではなく質問のほうがずれています。仕事を思い浮かべて出た結果と、家を思い浮かべて出た結果は、それぞれの場面では両方とも本当です。どの軸が入れ替わったか、その点数が50対50にどれだけ近かったかを見れば、それが傾向なのかコイン投げなのかが分かります。

INFJとINFPのように、2つのタイプの間にいるのは普通ですか?

普通です。INFJ と INFP の違いは J/P の軸だけで、そこが真ん中に近ければ両方出ます。それはものさしの性質で、あなたの欠点ではありません。場面ごとに診断すると、J と P が生活の別々の領域に住んでいるのが見えることがよくあります。

MBTIは年齢で変わりますか?

点数は数十年かけて少しずつ動きます。年をとるにつれて、やや几帳面に、やや動じにくくなる人が多いのですが、動きはゆるやかです。先月からタイプが変わったなら、年齢は理由ではありません。

いちばん変わりやすい文字はどれですか?

その人にとって、点数が真ん中にいちばん近い軸です。全員に共通する答えはありません。役に立つのは、自分の境界線ぎりぎりの軸を見つけて、その文字を固定のものとして扱うのをやめることです。

参考文献

  1. Pittenger, D. J. (2005). Cautionary comments regarding the Myers-Briggs Type Indicator. Consulting Psychology Journal: Practice and Research, 57(3), 210–221.
  2. McCrae, R. R., & Costa, P. T. (1989). Reinterpreting the Myers-Briggs Type Indicator from the perspective of the five-factor model of personality. Journal of Personality, 57(1), 17–40.
  3. Fleeson, W. (2001). Toward a structure- and process-integrated view of personality: Traits as density distributions of states. Journal of Personality and Social Psychology, 80(6), 1011–1027.
  4. Mischel, W., & Shoda, Y. (1995). A cognitive-affective system theory of personality: Reconceptualizing situations, dispositions, dynamics, and invariance in personality structure. Psychological Review, 102(2), 246–268.

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